
「いわて・きららアート協会」は、平成9年に、障がい者の芸術文化活動支援を通して、誰もが心豊かに生きていくことのできる社会の実現を目的として発足した任意団体で、その事務局を、ルンビニー苑に設置しております。
これまで、大きな軸になっている年1回の公募展「いわて・きららアート・コレクション」のほか、制作支援についてサポーターを対象にした研修会「きららアート研究会」、公募展での入賞作品を県内外で展示する「きららアート巡回展」などの活動を行なってきました。

「いわて・きららアート・コレクション」は2020年2月で23回目を数える公募展で、毎年200点以上の応募申し込みがあり、県内外から2000人近い方々が観にいらしてくださっています。“きららに出したい、きららを観に行きたい!”という皆さんの声に応えていくことは、協会の重大な使命でもあります。
また、協会設立当初より、“キーパーソンはサポーター”という考えに基づき、サポーター育成のための研修会を開催してきました。県外で先駆的な実践を繰り広げ、多岐に活躍する支援者の方々による講義やワークショップを通して、アートの可能性について模索してきました。また、県内でのアトリエ見学を通して、支援者間の交流の機会としてきました。

といった活動の多くが県都・盛岡に偏りがち……、広い岩手県、もっとたくさんの方々にきららアートの魅力を知ってほしいということで、2002年から始まったのが、「きららアート巡回展」。今まで県内外の市や町で、入賞作品を中心に紹介してきました。特に近年では県外で巡回する機会も増え、岩手県における障がい者アート支援について高い評価や強い関心を抱いていただいています。
ほかにも、「きららな街をつくる会」との連携や、10周年、15周年の展覧会(岩手県民会館)など、さまざまな事業を展開してきました。

近年海外の展覧会が開催されるなど障がい者のアートに対する社会の関心・評価の高まりを感じています。そういった中で、まだまだ彼らの創造が生み出す価値や可能性が黙殺されている県がたくさんあることも否めません。
アートを通して、障がいがある人もない人も共に手をとりあって生きていく社会の実現に向けて、小さな1歩を重ねていきたいと思います。
開催場所 | 盛岡市民文化ホール 展示ホール | ||||
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開催日 | 2020年2月19日(水)~2月24日(月・祝) | ||||
開館時刻 | 10:00~17:00 | 最終日は15:30まで | |||
ダウンロード | 開催要項 | 応募要項 | 出品申込書 | ||
連絡先 | きららアートの活動内容、募集の告知、 |